ノウハウ

コーヒーでイベント出店する方法(必要な申請〜設備準備まで)を解説

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コーヒーをイベントで淹れてみたいけど、どうやったらいいんだろう?楽しそうだけど、申請関係や備品・設備などを準備するのはめんどくさそう。どこから手を付けようかな。手順が分かりません。

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このような疑問に答えます。

今回は、コーヒーでイベント出店する方法を解説します。

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現在、私は月に2~3回程度イベントでコーヒーを淹れています。

この記事を読めば、イベントに出店するまでの手順が分かります。

一度準備をしてしまえば、その後の出店はとても楽になるので、これを機にぜひ準備していきましょう!

具体的な手順は、以下の通り。

  • 各種申請を済ませる
  • 出店するイベントを決める
  • 資材などを準備する

それでは、1つづつ見ていきましょう。

イベント出店する際に必要な申請

必要な申請は2つあります。

  • 食品衛生管理責任者の講習を受講
  • 露店営業許可申請

この2つは正直メンドイですが、必ず必要な申請なので、我慢して片付けてしまいましょう。

食品衛生管理責任者の資格取得方法

食品衛生責任者 修了証
修了証

これは、飲食店などでよく見かけるやつですね。飲食関係の営業をする際は、この資格が必要になります。コーヒーも例外ではありません。

でも安心してください。簡単に取得できます。

取得方法は2種類あり、①受講会場で受ける、②e-ラーニングで受けるの2択です。

会場で受ける場合は平日1日潰れるので、e-ラーニングで受けるのが良いと思います。

e-ラーニングだと、都合の良い時間にオンラインで受講することができます。

「お住まいの都道府県+食品衛生+e-ラーニング」でググると案内が出てきます。

露店営業許可申請の方法

営業許可申請書(例)

露店営業許可は、お住まいの地域の保健所に書類を提出する必要があります。

保健所は平日しか空いていないので、会社員の方は残念ですが、どこかで有給をとって申請しにいきましょう。

必要書類は下記の通り(和歌山県の場合)。

  1. 食品営業許可申請書(新規)
  2. 施設及び設備の構造を記載した図面及び仕様書
  3. 食品衛生責任者の氏名及びその資格を証する書類(提示のみ)
  4. 食品衛生責任者の資格を未だ取得していない場合: 誓約書
  5. 申請者が法人の場合:登記事項証明書
  6. 水道水以外の水を使用する場合は水質検査成績書
  7. 未成年の場合:同意書
  8. 申請手数料:飲食店営業 16,000円

申請にあたっては、まずはフォーマットをお住まいの地域のHPからダウンロードします。

「お住まいの都道府県+露店営業許可申請」とググればでてきます。

必要事項を記入したら、1の書類の準備は終了です。

2. の図面に関しては、簡易なもので大丈夫です。私は以下のものを作って提出しました。

設備図

設備図面のポイントは、①手洗い・器具洗用の水タンクがあること、②除菌できること、③蓋つきのゴミ箱があること、④温度計(クーラーボックスを用意する場合)があることの4点です。

使用する設備は、後から保健所の方に見せる必要があるので、保健所に申請する際に用意しておきましょう。

出店するイベントを決める

ここまで来たら、どのイベントに出るのか決めていきましょう!

私の場合は、インスタで調べました。

「#和歌山イベント」などで出たい地域のイベントを調べると、いろいろ出てきます。

出店時に確認しておくべきポイントはこちら。

  • 電源を使えるかどうか
  • テントなどの備品を借りれるかどうか
  • 出店料

確認ポイント①電源を使えるかどうか

電源を使えるかどうかはコーヒーのイベント出店をするにあたりかなり重要です。

電源を使える場合は、IHケトル・電動ミルを使用することができます。

しかし、たいていの場合、延長コードが必要です。

屋外出店の場合は、本部から出店場所まで電源を引っ張ってこないといけないので、できれば長めのコードリールを用意しておいた方が良いと思います。

おすすめは、防水のコードリールです。

雨の場合は、防水じゃないと漏電の危険性があります。

この際にチェックしておきましょう。

電源を使えない場合は、電動ミルだけでもポータブル電源で補いましょう。

さすがにイベント出店で手挽きミルでは心許ないです。

ポータブル電源は、240Whくらいの容量があれば、1日中電動ミルを使用しても充分もちます。

おすすめのポータブル電源は、Jackeryの240Whの容量のものです。

ただし、IHのような消費電力が高いものを使用すると充電がなくなってしまうので、あくまでの電動ミル用にしましょう。

ふつうにスマホの充電などでも使えるので、1台あれば災害時にも役立つのでぜひ。

電源を使えない場合は、お湯はコンロで沸かすのがおすすめです。

注意点としては、火力が弱いものだと風に煽られたりしてなかなか火が点きにくく、温まりにくいことです。

コンロは火力が高いものを使用しましょう。

おすすめのコンロはイワタニのタフまるです。

風の影響を受けにくく、火力が強いので屋外出店にぴったりのコンロです。

確認ポイント②備品を借りれるかどうか

出店にあたり、初めはあまり備品も持っていないと思うので、できれば色々借りれるところでイベント出店するのが好ましいと思います。

特に、テント。

これは運ぶのも大変なので、初めは借りれるなら借りた方が良いと思います。

あとは、机や椅子も借りたいところです。

もしキャンプ好きの知り合いがいれば借りても良いかもしれませんね。

いずれにせよまずは、備品を借りれるようなイベントに出店してみるのが良いと思います。

ちなみに、私が初めてイベント出店した時は、テントは借りました。あと電源も借りました。

確認ポイント③出店料

イベントの出店料も結構大事なポイントです。出店料が高すぎると元が取れないということにもなりかねません。

だいたい相場は3,000〜5,000円です。それ以上になると、コーヒーの販売で利益を出すのが難しくなってきます。

極端に出店料が高いイベントは避けるのが無難かと思います。

あとは、そのイベントが集客を見込めるのかどうかも検討ポイントです。過去の実績などを見て、どれくらい販売できそうか考えておきましょう。

イベント出店に必要な資材を揃える

イベントに申し込んだら、いよいよ資材を揃えていきます。

必要な備品チェックリストはこちらです。

抜け漏れがないように準備しましょう。

ディスプレイ関係

  • 看板
  • イス
  • メニュー表
  • テント

看板はhumaneさんがおすすめです。私が運営する土屋珈琲研究室の看板もこちらで作りました。

デザインがとてもよく、おしゃれなお店の看板にもよく使われています。

オンライン上でデザインを決めることができるので、スムーズに発注することができます。

ぜひ覗いてみてください。

設備関係

  • お釣り
  • ゴミ箱、ゴミ袋
  • ケトル
  • ガスボンベ
  • クーラーボックス、アイストング
  • ポリタンク
  • 電動ミル、電子天秤
  • アルコール(消毒用)
  • コードリール

電動ミルはみるっこがおすすめです。少々お高いですが、イベントで電動ミルは必須のアイテムなので、揃えておきましょう。

コーヒー資材・消耗品関係

  • ドリッパー、サーバー
  • 水、氷
  • コーヒー豆
  • 紙コップ
  • ペーパーフィルター
  • ストロー(アイスコーヒーを出す場合)
  • ペーパータオル
  • 電池、ペン、はさみなど筆記用具

ドリッパー、サーバーは2個以上あった方が良いです。

注文が重なった場合に、コーヒーを淹れながら次の準備をすることができます。

さいごに

今回、コーヒーでイベント出店するまでの流れを紹介しました。

全てこなすのは結構大変ですが、2週間ぐらい頑張ればここまで辿り着けると思います。

ご質問などあれば、お気軽にどうぞ。

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土屋珈琲研究室は
「人と環境にやさしいコーヒー」を
お届けします。

サステナブルなコーヒー豆を使用し、
自家焙煎して販売しています。

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